マンションの建替えや除却は難しい!!

マンションは朽ちた戸建の空き家と異なり、構造が頑丈で自然倒壊は考えにくいですし、管理組合の運営が適正なら、修繕積立金で必要な修繕が行われているはずです。
したがって、周辺に与える危険性での問題は小さいのですが、老朽化したマンションは空き家の解消が難しく、なおかつ建て替えも除却もしにくい特徴があります。

大前提として解体・建て替え費用の負担問題はあるにしても、それ以前に分譲で区分所有権を持っている権利者との調整は、極めて難航するのが普通です。
法律上は、4/5以上による多数の決議を要し、建て替えに反対する一部の権利者に対しては、区分所有権の売り渡し請求をする流れです。

決議のための総会を開くにしても、空き家になっていれば、どこかにいるはずの区分所有者に議決権の行使(委任を含む)を依頼しなくてはならず、空き家になった理由が死亡によるときは、相続人を対象とするのでさらに面倒です。

このように空き家が多いマンションの建て替えは、合意形成から難問が山積みで、廃墟化していく様相が目に浮かびます。
一方の除却(解体)による根本的な空き家の解消ですが、残っている住人の抵抗に合うのは必至で、やはり思うように進むはずもありません。

マンションでは権利者1人あたりの土地面積が小さく、土地の資産価値は僅かです。
仮に修繕積立金で解体費用が足りるとしても、住むところを失い、解体後の土地が売れたとして僅かなお金を手に入れるくらいなら、古くて空き家が多いマンションとはいえ、住み続ける選択になるでしょう。

今後は人口減少に伴ない、空家問題を一人一人が真剣に考え取り組んでいく必要があると私は強く思います。

空家等で不動産でお困りの方は、お気軽に 株式会社ゲイン 樋口までご連絡くださいませ!!


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